2017年7月17日月曜日

斎藤慎輔さんが辛口じゃなくなった!?

  イタリア・フランス車を中心に扱う月刊雑誌『ティーポ』が絶好調です!!面白い!!新型モデルが続々で話題に事欠かないようで、この数ヶ月の各号では『アルファロメオ・ジュリア』『アルピーヌA110』『アバルト124スパイダー』のニッチな話題をどの雑誌よりも多い情報量で伝えています!!去年の今頃にはベストカーかSPA!みたいな、編集部員が冴えない男目線で世の中のニュースを語るゴミ企画がけっこう多かったんですけども、世の中に不満だらけで『カネをくれー』とか言っているクズ野郎の記事じゃ雑誌にならない!!とやっと気がついたのかなー。

  PSAからは『プジョー3008』と『シトロエンC3』が相次いで発売されましたが、これまた最新の日本車が全て『鈍臭く』思えてしまうくらいに、作り手の情熱・センス・才能がほとばしるような見事な出来栄えです。このティーポもそうですが、とにかく輸入車を見境なく褒めちぎって、輸入車オーナー兼読者を一生懸命に気分良くさせるのが日本のカーメディアの仕事ですけども、やはり書いてる本人達が実際にそのクルマをどう感じているかは、さすがにテンションなど文面に滲み出てきます。中には憤りに耐えられずに、広告スポンサーの商品に苦言を呈する不逞な輩も!!(そしてスポンサーからNGを喰らう!?)

  それが『3008』と『C3』に関しては、複数のライターが揃って大絶賛です!!とにかく目新しいし、フランス車らしく柔らかいスタイリングが心地良いですね(日本車やドイツ車をディスっているわけじゃないです)。それでいてBMW、ボルボ、マツダが使っているトルコンATが装備されていたり、3008には上質なディーゼルエンジン搭載車も間も無くリリースされるようですし、C3はマツダやスズキに負けないくらいに軽量化をしてキビキビした走りができるように配慮されていて、しかも1830mmの車幅ゆえのフラット感もあるなんて!!なかなか素晴らしい個性の持ち主です。

  しかも価格は日本車よりもコスパがいいくらいです!!数年前に『黒船』とか言われたVWup!というモデルがありましたが、この3008とC3こそが本物の『黒船』じゃないですか!! up!はVW車というブランド的な価値だけで、機能面では日本の軽自動車にも完敗してしまうような「出来損ない」装備がたくさん見られました。なんて言っても『3Kカー』(3000ユーロの原価)ですから徹底的なコストダウン!!いやいや日本市場ではありえないくらいのコストダウンに走っていました。インドで40万円くらいで売っているのに、日本では150万円って!!流石に無理あるよ。

  VWの茶番はともかく、『3008』と『C3』は本当によく日本車を研究していてかなり『優位性』を意識していると思います。日本で勝てれば世界で勝てる!!日本とEUのEPA締結を見据えたかのような高いモチベーションを感じます。日本の大手サプライヤーを使っているから、スバルやマツダを相手にしてもコストも性能も引けを取らない!!むしろデザイン力の分だけユーザーには好評で、狙い通り『優勢』なんじゃないですか!?この2台はトヨタ4系列のディーラー網で『販促全開』で売ったら一体どれくらい捌けるんだろう!? 

  そんな幸せなオーラに包まれているティーポですが、雑誌の『顔』とも言える辛口コーナーを担当する斎藤さんが、どうも変調気味です(顔色が冴えないですよ!!体調が悪いのかなー!?)。最新の8月号ではランドローバー・ディスカバリー、VWゴルフGTI、スマート・フォーツー/フォーフォーと合計3本も斎藤さんのロングレビューが読めて『豪華版』なんですけども、この3本が何とも「気が抜けたコーラ」のようでした・・・。残念だなー!?読者は予想もしないようなところから降ってくる斎藤さんの激辛批評が読みたくティーポを買っているんですよ!!『マツダ・NDロードスター』や『BMW318i』を完膚なきまでにボロクソにした時のような抜群の切れ味を期待しているんですよ!!

  どーせつまらなくて誰にもオススメできないので、簡単に要約すると
『ディスカバリーは燃費が良くなったよ!!』
『ゴルフGTIは最もオススメのゴルフだよ!!』
『スマートは小さくて回転半径も3.3mですよ!!』
・・・なんじゃこりゃ!?ヤフーCAR VIEWの一言オーナーレビューかい!?
動画の達人(編集うまいですよねー)のK口Mぶさんでも、もっと中身のあること書くって!!

  ちなみに8月号にはテイーポが国際ジャーナリストであるK口さんから買い取った『アウディRS5』の試乗記が乗ってますけど、名言(迷言)が飛び出しています。450ps/61.2kgmの出力/トルクに最新バージョンの速く走る『クワトロ』が組み合わされ、GT-Rよりも100kg以上も軽いゆえに『体感加速』は相当だったようで、軽く『チビり』そうになった!?ようで次のように記載されています。(以下本文抜粋引用です)「そのパフォーマンスゆえ、アクセルのひと踏みでワープするかのように目の前の景色を歪ませるのだ。」(引用終わり)

  これはK口さん渾身のジョークでしょうからマジレスするのはどーかと思いますけども、それって日常的に高速道路で起こる『視界が狭くなる』現象じゃねーの!?一般道なら前方の複数車線に散らばる先行車のポジションをかなり先まで読んで、車線を選んだりしますけど、高速道路では2台前くらいまでしか『無意識』につかめなくなるのと同じ生理現象じゃないの!?これは伊勢湾岸道や新名神を何度も走って修行しないと克服できないですよー。

↓これだけ屈託なく喋れれば世界中のブランドから重宝されますねー。
 

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2017年7月13日木曜日

ベストカーは覆面素人ライターによる詐欺的記事を使うのやめろ!!

  日本カーオブザイヤーの選考委員になっているライターがたくさん登場する業界ナンバー1の発行部数を誇る『ベストカー』。月刊のクルマ雑誌が相次いで消えている中で、唯一『月2回発行』を維持できるのは『講談社』の力が大きいようです。それでも出版不況の影響もジリジリとあるようですね。毎回読むたびに気になるのが、ある程度名前の通った有名ライターのクレジットが入っているものの、わかる人が読めば私のようなド素人が書いんじゃないのー?という『詐欺的』な記事が出てくることです。

  例えば最新の8/10号では、新型カムリ発売に合わせて、セダンに脚光を当てた特集が組まれていましたが、その中に出てくる「セダン復権のキーワードは『ここ』いんある!?ベンツやBMWがセダン主流の理由」という記事がひどい!!「(欧州は)保守層が多いからセダンの人気が続いている」だってさ。ライターのクレジットには「片岡英明」とある。片岡さんといえば、複数の雑誌で仕事をしていて第一線で活躍する自動車ライターです。日本COTYの選考委員も務めておられます。そんな『超』がつくくらいの一流ライターがですよ!!欧州の「カンパニーカー制度」を知らないはずがないと思うんです!!

  片岡さんのような日本COTYの選考委員ともなれば、ドイツメーカーなどから国際的な試乗会への招待がたくさん舞い込んできて、毎月のように欧州や世界各地へ出かけて新型モデルに乗っているはず。セダンに関してはもう20年以上前から、欧州よりも北米や中国がメイン市場ということも当然にわかっているはず。これはもう完全に覆面素人ライターの仕事と断定せざるを得ません。ベンツもBMWも最新のセダンは中国で開発しているのに・・・。

  他にもプロライターでは絶対にありえないような内容が並びます。
『上質なセダンを生み出すのは簡単そうで難しい。〜中略〜ベンツやBMWなどのブランドは長い時間をかけ、名誉と信用を勝ち取ってきた。最近は進化の幅も大きい。』
・・・プロの自動車ライターだったらまずこんな抽象的な説明で済ませることは絶対にしないでしょう。もはやクルマ好きな小学生が言ってそうな内容です。アルバイトの大学生が書いてるのか!?一体どこの部分に『上質さ』を感じているんでしょうか!?

『日本のお家芸だった快適装備と安全装備も、(ドイツ車は)グレードに関わらず標準だ。』日本車では安全装備が標準では無いと言いたいのか!?北米IIHSの評価を見る限りでもトップセーフティの23車種の内で日本車は16車種でドイツ1車種ここまで徹底的に差がついています。セダンではアコード、シビック、アテンザ、アクセラ、カムリ、アルティマ、ジェネシスG90など、日本車と韓国車しか出てきませんけどねー。

  まるでドイツのセダンが世界で人気で、日本のセダンはどんどん販売台数が低下しているみたいな誤解を与える記事ですが、グローバルでのセダンの販売台数ならば、ドイツ車なんてハナクソみたいなものですよ。圧倒的に人気なのが日本のセダン。『セダンが人気』と書いてある欧州市場ではセダンよりもワゴンが売れてます。車種別の販売台数では、ゴルフ、クリオ(ルーテシア)が上位。欧州で一番よく売れるセダンとしてはVWパサートがありますが、販売比率では80%以上がワゴンなんですけどね。・・・もうここまでメチャクチャだともはやプロのライターが書く文章ではないですわ。

  さらにこの記事では『高品質』だとされるドイツ車のセダンは、例えば『メルセデスEクラス』だと、衝突安全基準でVWの小ぶりなSUVであるティグアンに負けちゃっているし。『ポルシェパナメーラ』は自動ブレーキはオプション対応なんですけどね。これはもうどっかの老人が小遣い稼ぎにろくに調べもせずに、20年以上前の記憶に基づいて記事をせっせと書いて納品しているんでしょうね。それでいてタイトルには『徹底研究』とか書いてある。読者を馬鹿にしてんのか!?片岡さん!!あなたの名義でとんでもない文章が書かれてますよ!!

  ベンツはともかく、BMWの『5シリーズ』なんてちょっと前までは、セダンとは名ばかりの『邪道』を極めた『輩』なクルマでしたよ!!4ドア車なのに300km/h出すボデーと足回りを用意すれば、そりゃ当然に乗り心地が犠牲になるでしょうし、とにかくクレイジー過ぎる(アリストターボを意識したのかな!?)。300km/hって相当ですよ!!全盛期のスーパーカーだってなかなか達成できない数字でした。それを4ドアで達成してしまうのは「イカれた」ドイツ車セダンだけです。

  4ドア&300km/hは、M5、アルピナB5とアウディRS6/7。それから最近発売されたばかりの新型パナメーラだけ。速さに誇りを持っているポルシェだって最高速度が300km/hを超えるのは上級グレードの「パナメーラターボ」だけってことを考えると、まあとんでもないクルマなんです。これを伝統のセダンと称するのはどうでしょうか!?ちょっと前の5シリーズは、ホンダレジェンドや三菱ディアマンテのデザインに、P10プリメーラの乗り味をパクっただけの単なる『機械バカ』だったと思うんですけど。

↓こんな真面目な人が、こんなめちゃくちゃな記事書くはずがない!!
  

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2017年7月6日木曜日

『スライドドアは商用車のイメージ』だってさ・・・。

  全く記事の内容をチェックしていない(?)かのような、クルマ専門のキュレーションサイト『オートックワン』。このサイトのコラムの執筆陣がなかなか憑依していて、毎回毎回やたらと『ザワザワ感』を助長するタイトルが出てきます。これこそネット時代の戦略なのでしょうけど、よくこれだけ『エグい内容』が思いつくものですね。感心します(ぜひ真似してみたい)。今回は桃田健史さんというライターが『日本では人気のスライドドアは海外ではダサい』という中身が空っぽの『出オチ』記事を飄々と書いておられます。要約すると『ミニバンを好む日本人はセンスが無い』となりますけど・・・。

  確かにおっしゃる通り、スライドドアってのはかなりイケてないかもしれないですが、ヒンジドアだったらカッコいいという安直な判断は、ドイツ車を中心に通用しなくなってますけどね。特に最近のメルセデスSクラスのドアがダサい。王道の高級車なんだから『ドア』くらいまともに作りそうなものですが、乗り込んでドアを閉めた瞬間に『なんか違うよなー』という違和感が、あまりに音が安っぽい。正直言うとジャガーなどもドアがダメですね。プリウスや86の方がずっといい音しているって。

  桃田さんの主張はもちろんそういう余計なことは省いていて、ストレートに日本人の『スライドドア好き』にメスを入れたい見たいです。『北米や欧州ではスライドドアは商用車っぽくてダサい』っていかにもバブル期の軽薄な価値観だけでモノ言ってやがる・・・。そもそも日本人だってスライドドアがかっこいいから喜んで選んでいる!!なんてことはないんじゃないですかね。ミニバンは商用車っぽいって思ってるけど便利だから使っているだけ。ヒンジドアの方が見た目は様になるかもしれないけど、ドアがパシャン!!ってショボい音立てるようなアルミボデーのクルマはダサくないですか!?

  『商用車っぽいからダメ』と言われてもなー。警察車両、タクシー、教習車に使われるセダンだって相当にマイナスイメージあると思います。例えばクラウン、レガシィ(先代)、マークX、アクセラなどなど。それなりにリーズナブルな価格設定なんですけども、あまり買いたいという気分になりません。中には警邏車が好きで最終型のセルシオが好きなんていう人もいるでしょうけど。

  セルシオに限らず『商用車っぽいから好き』っていう意見は無視しちゃうんですかね!? 桃田氏が『日本人はスライドドアが好き!!』と断じる根拠は、日本にカングーファンが多数存在することかもしれません。フランスじゃ単なる商用車なのに、日本ではカングーのイベントが開かれて、その規模は世界ナンバー1といっても過言ではないようで、ルノーの役員が実際にそれを目撃してぶったまげたとか。

  桃田氏によると『日本のスライドドアブームの火付け役はシボレー・アストロ』とのことです。なるほどと感じる部分もありますけども、カングーじゃないのか〜・・・。果たして今の日本のミニバンがアストロやカングーの影響下にあるのか!?『日本のミニバンの価値を認めようとしない』この辺が最も日本のカーメディアが痛いところだよなー。ヴォクシーをドイツで売ったら絶対に大ヒットするって!!くらい言い切ってしまうライターがいてもいいんじゃないの!?



  なんと言ってもマクラーレンの責任者が『日本市場は最も厳しい眼を持っている!!』と評してして、日本で売れているクルマならば、海外に持って行けば問答無用で売れる!!とまでおっしゃっているのですけども、なぜかトヨタはオーリスやアベンシスのような、日本では不人気のモデルばかりをドイツで売っています。日本のミニバンを持って言っても相手にされない!!と決めつけているようですが、最近のミニバンは走りで売っている感もあります。ミニバンに限らず日本で売られているクルマはどれも走りの水準が高くなっている。軽自動車もコンパクトカーも全体的に良くなってきていて、さらにキビキビ走るグレードが特別に用意されているモデルも・・・。もはや250km/hで走ることもほとんどなくなった今のドイツ人なら、日本のミニバンに出会ったらさぞかし驚くんじゃないですか!?

  

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